新しい世界の物語 〜聖なる豊かさ〜

新しい地球での生き方を綴っていきます

山と木と川と動物と・・自然に愛されてるエピソード

今回の熊野の旅ではつくづく私は自然界に縁が深いと感じた。
 
神社詣でが目的の旅なのに、玉置神社、神倉神社、外宮でも写真に写したのは
素直に感動した木と花と石ばかり・・・あとで、こんな場所と伝えられるような写真が殆どないことを後悔。
 
道中、運転しながら、山と川が織りなす美しい景色や不可思議な風景に出会うと、
「おお、河さん、あなた素晴らしいね~。」とか、「山さん、どうもありがとう。」感動してつぶやく。
そして、美しい風景ばかりなので、車寄せや、パーキングを探し、しばらくうっとりと眺めたりした。
紀伊半島の168号や42号線はどこもかしこもそんなスポットばかりで、流れるエンヤの音楽とともに、
つい運転中もうっとりしてしてしまう。
 
自然、速度はそんなに出せない、後続車に悪いので、なるべくお先にどうぞ。
でも、そんな私だって60キロはゆうに出ているのに、みんな高速でもないのにびゅんびゅん、飛ばす。
70,80でも物足りないというように。
 
こんな美しい大自然の中、わき目もふらずひた走るのは不思議になってしまう。
また、こんな美しい自然の中にびゅんびゅん車が通る道路・・・そこに住む動物達や水や緑に与える影響は?
そんなことを考えながらも最後は人間側・・人の暮らしもあって仕方ないのかも、と思う。
ただ、この地球の全ての存在が調和し、共存共栄する平和な世界を祈る。
 
この旅で一番感動したのは自然。山々、岩、川、滝、樹、草、苔、花・・・そして、動物たち。
 
玉置神社への登山道路では、すぐ脇の木に登る猿の家族がいた。
 
思わず車を目を細め、スピードダウン、目が合い、逃げ出す猿たち・・ごめん。
 
沢山の可愛い、野鳥たち、神倉神社では勇壮な鷹が現れ、ぐるぐると頭上を旋回した。。
 
外宮では、白く薄墨色がかった御神馬が色んな人に愛想を振りまいていた。
みんな写真をとっている。
私は彼とお話ししたくて、「こんにちは。お役目ご苦労様です。」と心で話しかける。
すると彼は私をじいっと見て、「僕はね、本当はこんなんじゃなく、自由に旅をしたいんです。」と言った。
気の毒になんと答えていいやら、とっさに「じゃあ、私があなたの代わりに旅をしますね。」と。
 
すると、急に彼はくるりときびすを返し、狭い馬小屋をぐるり回り、
奥の方でとまり、しっぽをこちら側に向けて・・・
そしてそのしっぽをゆっくり持ち上げて・・・あ、やっぱり・・!
その場面を逃げるように、立ち去って。あとから思うと。
くそくらえ!と、まさか憤ってしまったのかしら。
言葉は確かに気を悪くさせてしまう不用意なものだったな・・私は、ついうっかり、よくやってしまうしな・・
ごめんなさい。彼の本当の幸せが実現するのを祈る。。。
 
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今回、行きがかり上、人けのない森や山の林に入り込んだりもした。
人と一緒だったら決してできなし、しなかったろう。
 
とある場所では、ここへ行きなさいと内が言うので、うそ~と思いながらも、
倒木が横たわり、まるで人の侵入を拒んでいるようなところをくぐり、無理やりその奥の林へ。
そして内が、左へ、もうちょっと奥へ・・というのでそうしてゆくと・・まもなく、そこ、という。
そこで、あなたに聖なる体験をさせるよと内側がいう。
 
でも、ここ、中途半端に細い木と木の間、私が気になるのはもう少し落ち着けそうな奥の方なんだけどな。
 しかし、内はやはり、ここだという。
 
この場所に何があるかと見上げてみると、その木の上に、かわいらしい小動物が。
 りす?に似たちょっと大きなやつ・・後から思うと、あれはももんが?
 
それが私を観察していて、逆に私の視線に気づいたか、頭の上の木から横の木に、見事に飛び移って、
さらにまた横の木に、そしてするすると、下の方へ。やがて隠れてしまった。
 
一瞬の出来事だったけど、タイミングと言い、とても不思議で。すると、内が言った。
「ね、あなたはこんなにも自然界に愛されているのよ。だから・・」
そのあとは安心して・・なのか、だから大丈夫なのか、内側からいっぱい何やらこみあげてきて
本当に心から癒され、愛され幸せという気持ちでいっぱいになった。
 
この旅ではこれらの体験を通じて、私のもう一つの故郷パラレルワールドの存在も強く感じた。
そこでのお母さん、精霊界の女神の存在も強く。
実は神社でのことよりも、この場面が私にとって一番強烈で、忘れがたい、まさに聖なる体験となった。
そして、感謝いっぱいでしばらく涙したあと、その林を出た。
 
あの子達、素晴らしい自然がいつまでも守られ、本当に幸せに人間と共存共栄できる世界を祈りながら。
ライトワーク。ほかに何ができるか。わからないまま、さびた空き缶を一つ拾って帰りました。
 
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私たちは、みな、聖なる繋がりやルーツを間違いなくもっているのです。
 
それはきっと、きわめて身近なところにあるのでしょう、心を研ぎ澄ますといつでもそばにというくらい。
私の視界には一番身近な動物、猫のウメがでんとして、います。
彼女はいつもずいぶん助けてくれてる・・身近な自然界の仲間。
 
例え、遠くのどんなに素晴らしい聖地でもワイワイ言って、出かけたら、楽しいんだけど、
自然と繋がるせっかくの機会も、感じられる聖なるエネルギーも半減してしまうと思います。
 
そのためにやはり一人、あるいは共通の仲間と静かにそれぞれに自然と向き合う。
そんな時間もとっても大切だと思います。
美味しい物や温泉は和気あいいと楽しみたいですけどね。
 
私たちはとても愛されていると気づかされました。自然に、地球に、そして宇宙に。
そして、私はウメに。(彼女はこのタイミングでじいっと見つめてきます。)
 
旅日記をは以上でおしまいです、目を通してくださり、ありがとうございます。