新しい世界の物語 〜聖なる豊かさ〜

新しい地球での生き方を綴っていきます

神々との約束・・まつりほどく

 この旅では新宮市にある、神倉神社に行くのがメインだと感じられて、旅の経路も考え、
ようやく3日目の朝、宿をでて向かう。
活気づく街並みの道路の正面の景色に山と岩の迫力ある風景、
うわ~、あんなところにあったよ~、すごい。。とつぶやきながら辿り着いた。
神倉神社
 
新宮市というのが逆にすごい場なのかもしれない、反対側に向かえば洋々と海が広がり、
その逆は山、熊野古道でこんなに開けた町というのは温暖で豊かな土地だったから?
気候も温暖でうららかな春のよう。
もっていたウールのカーディガンが暑すぎて、浮きすぎて、思わず地元スーパーで上着を購入。
でも新宮を出、外宮では冬、フェリーから降りた渥美半島では風が強く寒暖の差にびっくりした。
新宮はホントにいいところ、しばらく住んでみたいな。。
 
神倉神社の見上げるような538段のでこぼこ石の階段に、げんなりする参拝者は多いと思うが、
今回の旅はやたらと高校生に縁があり、この時もちょうど、地元の高校生達(おそらく陸上部)が
レーニングの最中。階段をてっぺんまでかけ上げって、走りくだり、またかけ上げって・・・
弱音を吐けないシチュエーション^^。そしたら階段の写真撮り忘れちゃった。。。
からして思えば、すっごいん場所だったんだよ、と自慢もできそうだが。
下りの際は、よれよれになった一人旅らしき女性に声かけられ
「あのう、あとどのぐらいですか?え~~!私、ここまででも○×なのに、落ちたら確実にしんじゃう・・」とか、
男性が入り口で「うわあ・・!!(絶句)」とかに遭遇したが、
行きはその高校生ばかりだったので泣き言一つ言えなかった。。
 
下で、時間を測っているネージャーの女の子に聞くと「10往復」だという。。
最後ははいつくばって、へとへとになりながら、登っていた彼らはすごい。。。
この神社には松明をもって駆け降りる火祭りがあるということで、神聖な場所ながら、
地元の人たちもそんな練習風景を温かく見守っているのかな・・今から祭りの準備?
 
とはいえ、登りくだりも彼らの存在はそんなに気にならず、(むしろ応援し)、
最初の下の社で猿田彦命さんが祭られているのが嬉しく、その後も猿田彦さんとの会話をしながら、
登りにくい階段をよいしょよいしょ。
 
私にとって、猿田彦さんは、私が最初に呼ばれて詣でた椿大神社のご祭神で、以来ずっと身近に
感じさせていただいている優しい、温かい導きの神様。
その優しさは、もの心つく前に亡くなったおじいちゃんと重なって、つい猿田彦のおじいちゃんだ、
などと嬉しくて懐かしくてたまらなくなってしまう。
 そして社に向かうと、私の中の猿田彦さんは
「みち、今回はご苦労じゃった。いよいよ、卒業にきたね。よくやった、よくやった。」みたいなことを
おっしゃる。
社から離れてもずっと言葉は続き、「みち、わしたちが卒業したらどうなると思う?」と問いかけてくる。
 
階段をのぼりながら、神様たちが神様を卒業したら・・・「○○になる?」「いや、違う。」「じゃあ、○○?」
「いや違う。」・・・そんな猿田彦さんとの会話を内側でずっとおこなっていた。
私、おかしな人ですよね。。。
 「(!)えと、ありきたりだけど、神様たちは卒業したら宇宙に還る、ですか?」
すると「そう、その通り!。」
 「な~んだ。やっぱりね。」と拍子抜けしながら、(なんでこんなこと、言ってくるんだろう。)と思う。
でも、すぐに道々、青いりんどうが咲いている。美しい!ふかふかの苔も大好き!思わずパシャ。
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 そうして辿り着いた本殿では先に詣でた人が景色を眺め、立ち去るところ。
人けもなくなり、一人社殿に向かい、詣でると。
 
「やっと、来てくれたか、ありがとう。私達はこれでやっとここから離れられる。やっと帰れる。
あとにあなたを残し、先に私たちはみな行くよ。宇宙へ。新しい時代がこれから
訪れるのじゃ。やあ、めでたい。めでたい!!よくやった。では、お先にさらばじゃ。」
 その言葉とおり、一瞬、光が体から離れていくように感じて・・
そのうちに意味がだんだんにわかって来た気がした。
猿田彦さんの謎かけの意味も。
 
実は私はここ数年間、各地の神社に呼ばれて出向いてきたけれど、その度に私の体にそこのご祭神が
乗り込んで来るのを感じていた。
 
私の宇宙名は「聖なる器」だと、京都のヒーラーに言われた。略して「聖杯」という。
そのことと関係があるのだとうすうす気づいてきた。私の体はどんどん入る神々の器、神輿のようだと。
 
それが何の役割になるか、わからなかったが、そうして聖なる存在がじゃんじゃん入ってくるのだが、
俗にいう憑依ではなく、その入ってるものの馬鹿でかさに驚いて、憑依したい方が恐れるみたいで、
そういう風に聖なるものは受け入れ、邪は入れないようになっているらしい。
 
邪なものには強い、そういうものは入り込めない。ということは・・・
「ネガティヴエネルギーに強いね~」と友人ヒーラーにに言われたこともあるが、
聖なるエネルギーなら龍でも天使でもじゃんじゃん入ってくる。一応了解をとってきてから。
 
そして、神社に呼ばれるようになる頃には、私は日本の神々って何者だろう、そして結論的には
「日本の神々はもとは宇宙人や龍といった、魂の一部が祭られ封じられた宇宙的存在で、
今迄は地球での必要もあるし、カルマもあったが、それをそろそろまつりほどかなくては、
彼らの魂の進化に支障がでて大変困っている。」と感じるようになっていた。
カゴメ歌も彼らの封印された魂の歌だと思うようになった。
 
地元愛知をはじめ、三重、京都、奈良、丹波、天川、長野、富士、静岡、岐阜、行ける範囲で呼ばれたと感じる
神社に詣でて、あちこちの神社の本社から摂社の神々がどんどん乗り込んでくる感覚は不思議でならなかった。
一番最初の豊玉姫玉依姫様などは前日了解をとってきて、翌日、雷にのって自宅にいる時入ってきた。
それはもの凄い雷が響くトンデモナイ一日だった。私の約束が呼び寄せたのだろうか。。
 
日本の神様ワークと称するものをおこなうと、じゃんじゃん雨、雷。そして終わるときらめく、晴れ。
椿さんで「さっ行こうか。」と猿田彦さんが、天鈿女命に声かけて、あれよあれよと後ろ向きに入って
鎮座して以来、いつも同じことが起き、摩訶不思議だった。
 
諏訪や恵那では天龍たちが待っておったと続々集まってきて、そして何やら怒っていた。
「ちっとも始めん!いつ始めるのか。」と。
その旅行では位山行きを変えて女神湖行にして龍ワークを遅らせたせいかもしれなかった。。。。
そして今年、位山・・・やっと始めた龍ワーク。自信がないので細々とだけども。
心の中で秘めていたこれらのこともまだ自分でもわからず、だれにも言えなかった。
 
やっとここで意味がわかった。
私は6次元で神ほどく、約束をしたらしい。きっと、自分の解放になるのだろう。
 
祭られて封印されてしまった、この次元での彼らの魂の一部をまつりほどく約束を。
それが今回の日本の神々の宇宙への解放ということになる。
 
龍たちも神社や山などに封じられている、次元は違うが、彼らと同じ存在と言えるかもしれない。
ここで一時に色んな謎が解けてきた。
ところが、解放が終わった後も、まだ内に猿田彦さんやここのご祭神、高倉下神の声がする。
 
「あのう、宇宙へ還られたのではありませんか?」と聞くと、
「わしたちは抜け殻じゃ、影じゃ、ダミーじゃ、宇宙から投影されておる(わははははっ)。」  
 へええ? 
では、これから日本の神々の祭られている壮麗な神社はどうなるの??
大勢の人が本体のいない、抜け殻の神社を一生懸命訪れることになるの?
私はトンデモナイことしちゃったかしら。
 
ところが、そうだけど、そうでもないとわかってきた。
 
それが外宮ではっきりし、そして翌日のセッションで確信になってきた。
まつりほどきのせいで、そこにはもう本体はもうない・・んだそうだ。
でも、まだまだ、神社やそうしたパワースポットには重要な役目がある。
いや、まつりほどかれたからこそ、逆にパワーが増した。強くそう感じる。
 
何か役割が終わったと感じたら、感動もあり、何やらとても寂しい思い、
そして(おまえを残し、先に行く)という言葉がひっかかった。
もしかすると、自分もどこかに祭られているのだろうか。
帰り道、そして今、その場所の検討が付き始めている。
時期がきたら行かねばならないのかも。。。
仮にそうだとしたら、逆に私はここにいたいから祭られておくのがよいのか?
 
この神社のご神体、ゴトビキ岩周辺の岩を触ってみる。
「これらは人類の墓じゃ。」と聞こえてきた。
「それこそが、神の倉、神々の歴史、残されしアカシックレコードじゃ。有史以来の。」
なぜ有史以来というのか疑問に感じたけれど、その時代に神祭りの真実があるのだろうとも感じる。
 
そして、またなにやら涙し、見晴場まで下りて、眼下に広がる素晴らしい風景を眺めた。
そこに一羽の勇壮な鳥が頭上を2,3度旋回した。大きさ、模様からして鷹だと思う。
その鳥に親近感を感じたので、写真を撮ろうと思ったら、隠れるように下の木に飛び去ってしまった。
自然界からのワーク終了の合図か・・嬉しかった。
 
帰りはこの場所の感動でくくろう、神社参拝を終わろうとしたが、
内側が、あまりにエネルギーが高くなりすぎたので(9、5次元)外宮で調整した方がよい、という。
外宮って名前通り、外なる現実を生きるエネルギー調整をしてくれるのかしら?
そこで、外宮に立ち寄り、それぞれの社に向かう。実は外宮は初めて。
 
神馬に会い、会話で怒らせごめんなさい。それから各社を回る。。
でも、どうせここにはもうダミーしかいないんでしょ・・みたいな気持ちもありながら。
 
内宮ほどでないにしろ、土曜日で人も多く、ちょうど観光客団体が出てくるのと入れ替わりに
本殿らしきところに向かい合った。
 
ここが本殿???
実は神様たちのおかげか、境内は人でいっぱいにもかかわらず、参拝所は人払いされていて、
私には一瞬ここが本殿かどうかどうかわからないくらい、誰一人いない。
簡素な造りの社に、たおやかに御簾がゆれている。
お祈りをささげると、女神様から「御饌をつかわす」とシンプルなメッセージ。
 
もうしや、このお方は本体ではない?ここも本体は帰り、自動的に抜け殻に?
すると、それはホログラム、そしてこの場はホログラフィックフィールド、そんな言葉が脳裏をかずめた。
 
宇宙上映にしろ、ここは十分に守られ、十分に清浄化された聖領域なのだと伝わってきた。
そして繋がりの宇宙からじゃんじゃん、送られるメッセージ、領域のエネルギーアップ、
時に解除、いかようにもコントロールでき、時代にあったエネルギーに調整されてゆくのだ。
・・逆にだからこそすごいことらしい。
宇宙エネルギーになっていくのだ、そしてパワー・ヴァ―ジョンアップ。
人けのない、摂社も本当に気持ちよかった。
古い木々が待っていてくれた・・・この木々がアカシックレコーダー、記録の保持者なんだね。
ありがとう。木にまた涙。
 
そして、月夜見宮に詣でて、帰宅。
家族も無事、穏やか。
そして翌日のセッションでは、「○○神社に詣でてください。」その方ゆかりの社をいつもより自信をもって
薦めていた。なぜか、わからないほどに口からペラペラと。。。
でも、間違いなくそこには重要な魂のカギとか、存在のパズルの重要なピースがあったりするのだから。
 
最後に神社をはじめとする、日本の場のパワーは素晴らしいと思います。
まつりほどく、とか大それたことが本当か否か、私の中の真実だからどうだっていいんです。
宇宙と繋がったホログラフィックフィールドであるどうかも、本当にはわからない。
でも、そこには、神々の祈りエネルギー、そして大自然、地球からの贈り物、様々なパワーがあります。
 今回は甦り、元気アップさせて頂きました。
 そしてそこには、ほんの少しの気の合う仲間か、できれば一人でゆくことをおすすめします。
 
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