新しい世界の物語 〜聖なる豊かさ〜

新しい地球での生き方を綴っていきます

シャドウ&ライトオラクルカード

最近はまっているカードです。
 
これをどんな経緯で買ったのだったか、たぶん本屋に行った時に娘たちが「可愛い!!」と
騒いだせいだと思います。
よしよし、じゃあ、とその時は気が大きくなって、せがまれたみたいに本命の本か何かと一緒に買ったのです。
 
実際開けてみて、好きになれず、これをいたく気に入った真ん中の娘にあげました。
彼女はシュールだけど美しい、また多感な年頃の子に受けそうなダークなモチーフの絵柄と、
このカードがもつ独特なメッセージやエネルギーに惹かれたのかもしれません。
これらの絵の繊細さ、細かい手仕事は彼女や、彼女が描くイラストと共通しています。
 
色遣いも美しい艶やかなカードに描かれてるのは・・・光の天使!やマスターなどではなく・・・
怪しげなハロウィーンの魔女達や妖怪、反抗的な表情の
天使ちゃん、アンニュイな表情の下水道のマーメイド・・・一見どれも、へんてこな存在です。
それが私にはこのカードが好きになれなかったシンプルな理由でした。
 
最近、このカードをよく手にするようになって
あれれ、私ってなんて常識や型にはまってたんだろう(るんだろう、今も)、偏見家だったんだ、とか感じます。
 
自分では常識をはずれてる、変わってると自認してました。
一応、自分のすごい過去世や影の部分、闇も統合したきました。
別段闇を遠ざけるつもりもないし、まあ、あえて近づける必要もないけどって。。
でもやっぱり何か恐れるみたいに遠ざけてたのかな。
 
でも、そういう発想でしかこのカードを見れなかったワンパターンな型にはまった以前の私。
光が至上主義みたいな、よくある光偏り型ヒーラーだったかも。
 
最近このカードの作者ルーシー・キャベンディッシュの高いメッセージ性と、
この繊細で美しい、反骨精神むき出しの愛らしい絵に心惹かれてやっと少し重たい型がはずれたかな。
 
このカードは暗い、とか闇とか、そういう分類じゃなくて、
とってもあるがままの自分を生きる存在を紹介し、私たちの隠している痛みや癖だとか、
このパターン化された世界で、自分をまっすぐ保ちつづける強さなんかを見せてくれているのです。
 
それが純粋すぎて時に痛ましく見えるのかも、
強く、哀れで、かたくなに見えるかも。
でも目をそらすより、ちゃんとそんな自分、見た方が賢いのです。
 
インディゴ・チルドレンなどに、このカードは合うのではないかしら。
私の子供2人はインディゴ・チルドレン。
上の子は反骨精神豊か出し、下の子は頑固で繊細で。一番下のクリスタルだって個性派です。
新しい時代の子供(インディゴ、クリスタル、レインボーカラーの魂の子供たち)には、
実は私もそうだったけど、この世界の型というのが無性に窮屈みたいです。
私はノストラダムスの大予言を知った時、この世がもうすぐ終わるなら、この社会も終わるんだ~って。
それはなんていうか、うれしいような、わくわくした期待感もありました。
 
この世界は何かが変だ(マトリックスの映画では、このセリフ。)と感じる違和感。
いや、自分が馴染まないんだ、私って変だと自分を責めたり、
当たり前な感覚や社会の概念からはみでないよう、妙に意識して自分から型にはまりだした・・・
KY(空気読めない)って言葉、気にして周りの空気必死で読もうとする・・・
そう。私がそうだった。。
 
そんなことを思い出させてくれたとっても正直な、希少なカード。
 
光、光、光、輝き、美しいもの、神の栄光、喜び!
私たちはそんなメッセージに憧れ追い求め、それがスピリチュアルだと思うのです。
あるいは、ダークな自己やその鏡を魔とか悪と決め込み、切り捨てるのです。
 
ピュアな私がそこにありのままでいることで、なんにも悪でない、闇と恐れることでもない、
そこを見て向き合ってと、ただ訴えている自分がいるだけだったとしたら。。
それでもまだ切り捨てるかしら。
 
初歩な方はもちろん、極めている方でも、光、正しい、にばかり傾倒するスピリチュアル人がいっぱい
なのだとしたら、このカードを一度手に取って、その高いメッセージを読んでほしいなあ。
大丈夫、変なおばけがついてきたりしないから。
 
私もすごくネガティブな時とか、重要な気づくべきメッセージがあるとき、この作者と同じように、
変わった存在がやってきたりする人。時にからかわれたりもするのです。
でも、意味があるのです。
彼らにも役目があるのです。伝えたいメッセージがある。。。
そしてまた、それを聖なる光の存在が守ってくれてもいます。
 
聖なる光の存在と、こうしたダークな存在達は、ちゃんと対をなして私たちやこの世界を構成しているのです。
最近、ライトワークを通して色々体験させられ気がついてきたことです。
 
でも、このカードもそうですが、自分が向き合うべきものだけがあらわれてきます。
 
闇とか光と区別するものではないと、この頃の私には思えてきます。